053083 ランダム
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Wing road GT×Car world

Wing road GT×Car world

番外編1

 番外編1 伝説のレーサー

それは、ロムストやエイク、セアムロたちがレースを始める10年ほど前、ロムストが幼少時代のころだ。


-----クラウンドヒルの首相官邸-----
ブルー「QQQグランプリで優勝しました!」
首相「うむ・・・ よし!認証した!一緒にレースをやろうじゃないか!」
ブルー「ありがとうございます!」
首相「場所は、明日午後3時30分にピーチカートコースでだ!」
ブルー「望むところだ!」

もちろん、10年前なので、あまりサーキットの数は無い、近郊型シティのサンドポリスが、サンドタウンなっていたり、高速道路はなく、ダートの道だったりと、昔の面影が残っている時代だ。
サーキットの数も、7サーキットしかなく、今と違って舗装サーキットは少ない。

ブルー「あ、弟に教えないと・・・」

 ガチャ!
Q,s「おい!聞いたぞ!首相とレースをするんだってな!」
ブルー「もう、噂が流れたのか?」
Q,s「街中、話で持ちきりだよ!」
ブルー「そりゃあ参ったな!」
Q,s「で、用は?」
ブルー「そうだ、そうだ ホワイトスノーへワープさせてくれ!」
Q,s「OK!」

※ホワイトスノーは、今のホワイトマウンテンです。
集落下の、湖近くには、家は無くただの一本道です。
海底神殿のところは、船乗り事務所として、列記とした地上です。

 シュワワワワワ・・・
ブルー「弟の住む家は、ここか・・・」

今のウールショップの近くに、ブルーペガサス、レッドペガサスの家はあります。

 ガチャ!
レッド「おう!お帰り!」
ブルー「俺、首相とレースをすることになったんだ・・・」
レッド「それはいいじゃん!」
ブルー「レースに勝ったら、もう二度とこの家に帰ってこれないと思うんだ・・・」
レッド「俺は、良いぜ!行ってこい!」
ブルー「そうだな! 場所は明日午後3時30分にピーチカートコースだ!」
レッド「また、明日な!」
ブルー「おう!」

 ガチャ
ブルー「ふう・・・」
???「今だな・・・」

 パン!パンパン!パン!
ブルー「うっ!」
???「一発命中!」

 ファンファン!
???「逃げろ!」

警官「大丈夫ですか?」
ブルー「足に、数発あたっただけだ」
警官「病院へ!」

-----サンドタウン診療所-----
医師「なんとか、走れるくらいには治りましたが、レースは駄目ですね」
ブルー「明日!大切なレースがあるんです!」
医師「駄目です!安静にしてなさい!」
ブルー「・・・ テレビありますか?」
医師「それならここに・・・」

 ポチッ!
アナ「緊急速報です!チャーランキ容疑者が銃刀法違反で逮捕されました!」

ブルー「多分、俺を撃った奴だ!」
医師「あいつは、このワールドの政治家だ! たしか、闇の売買をしてると聞いたことがあるな・・・」
ブルー「追求する必要があるな・・・」

-----レースの時間-----
ブルー「ここか・・・」

 ワイワイ・・・
 ガヤガヤ・・・

ブルー「あの、首相に会わせてください」
スタッフ「こちらへどうぞ」

 ガチャ
首相「何だ!どうした?」
ブルー「昨日、何者かから発砲されて、怪我をしたんです」
首相「じゃあ、レースは中止か?」
ブルー「そうなんです・・・すみません!」
首相「まあ、いいよ!」

-----クラウンドヒルQ,sファクトリー-----
ブルー「ここに住んでもいいか?」
Q,s「えっ!何故? 別に構わないが・・・」
ブルー「俺、レースを辞める・・・」
Q,s「何故?」
ブルー「理由は聞かないでくれ・・・」


-----5年後-----
ブルー「俺の新居だ・・・」

ブルーペガサスは、完全にQIAに削除登録を入れ、辞任金でサンドポリスの新興エリアに、マンションを買った。

ブルー「俺のことは、誰も知らない・・・」


そして、ブルーペガサスは、伝説のレーサーとなった。














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